※この記事は、ご本人および関係者の個人情報を保護するため、場所や状況の一部に変更を加えて掲載しています。
※動画には汚れの強い場面が含まれますので、視聴の際はご注意ください。
今回ご紹介するのは、埼玉県東松山市の閑静な住宅街で行った、ゴミ屋敷の片付けと特殊なハウスクリーニングの事例です。
今回の現場は、一般的な掃除では対応できないほど汚れが進んでおり、特にトイレは排泄物でひどく汚れていました。
これまで複数のハウスクリーニング業者へ相談したものの、作業を断られ続けていたそうです。
福祉関係者の方も、対応してくれる業者がなかなか見つからず、大変困っていらっしゃいました。
日本整理では現場の状況を確認したうえで、片付けから除菌、洗浄、クリーニングまで、2日間かけて対応させていただきました。
高齢男性が一人で暮らしていたゴミ屋敷
こちらのお宅に住んでいたのは、高齢の男性でした。
室内には大量の物やゴミがたまり、いわゆるゴミ屋敷の状態になっていました。
しかし、問題はゴミの量だけではありませんでした。
トイレは排泄物で汚れ、通常どおり使用することができない状態になっていました。
そのため、男性は玄関付近で排尿することがあり、玄関から屋外の排水溝にかけて、乾燥した尿による白い跡が何本も残っていました。
玄関周辺には強い尿臭が漂い、ドアを開ける前から臭いを感じるほどでした。
また、排泄の際には1階の窓から庭へ向かって用を足していたようで、窓や窓周辺、庭にも排泄物による汚れが広がっていました。
庭の先には駐車場があり、臭いは駐車場付近まで届いていたそうです。
室内の床や布団にも排泄物の汚れ
男性は、便意を感じてからトイレや窓際へ移動するまでの間に、少しずつ排泄物を漏らしてしまうことがあったようです。
そのため、室内の床には排泄物が付着した黒い跡が、歩いた動線に沿って数多く残っていました。
床だけでなく、生活用品や家具、窓の周辺など、室内のさまざまな場所に汚れが付着していました。
特に心が痛んだのは、男性が使っていた布団です。
布団にも排泄物が付着しており、強い臭いが染みついていました。
それでも男性は、その布団の中で毎晩眠っていたのです。
ここまで生活環境が悪化すると、ご本人の力だけで元の状態へ戻すことは非常に困難です。
年齢や体調、認知機能の低下、孤立など、さまざまな事情が重なることで、本人にもどうすることもできない状態になってしまうことがあります。
決して「だらしない」「掃除をしなかった」という単純な問題ではありません。
近隣からの臭いに関する苦情
室内や庭から発生する臭いは、近隣にも広がっていました。
周辺住民からは、臭いについて何度も苦情が寄せられ、警察を呼ばれることもあったそうです。
ご近所の方々にとっても深刻な問題ですが、住んでいるご本人にとっても、生活を続けることが難しい状況でした。
福祉関係者の方々は、男性の生活環境を改善するために動いていました。
しかし、排泄物を含む清掃は感染症や臭いの問題もあり、一般的な清掃業者では対応を断られるケースも少なくありません。
今回、日本整理へご相談いただき、ようやく片付けと清掃を進められることになりました。
1日目はゴミと汚染物の片付け
作業初日は、室内にたまっていたゴミや不要品の片付けから始めました。
排泄物が付着している物も多いため、通常のゴミ屋敷清掃以上に慎重な作業が必要です。
汚染物を仕分けし、搬出しながら、床や壁、家具などの状態を確認していきました。
また、排泄物の付着した布団や生活用品についても、衛生面を考慮しながら一つずつ撤去していきます。
ゴミや不要品を搬出しただけでは、臭いや汚れはなくなりません。
長期間にわたって床や建具に付着した尿や排泄物は、表面を軽く拭いただけでは取り除けないためです。
初日は清掃を行える状態まで室内を片付け、翌日の本格的なクリーニングに備えました。
2日目は床・窓・玄関を徹底クリーニング
2日目は、室内外のクリーニングを行いました。
まずは、排泄物の黒い跡が数多く残っていた床を洗浄します。
汚れの状態や床材を確認しながら、適切な洗剤や薬剤を使用し、何度も洗浄と拭き取りを繰り返しました。
排泄物で汚れていた窓も、汚れを取り除き、細かな部分まで丁寧に磨き上げました。
作業前は触れることもためらうほどの状態でしたが、作業後は光が差し込む、清潔な窓へと戻すことができました。
玄関周辺については、高圧洗浄機を使用して洗浄しました。
尿が流れた跡や白く残った汚れを落とし、臭いが強く染みついている箇所には、一部専用の薬剤を使用しています。
玄関から屋外の排水溝まで、汚れを少しずつ洗い流していきました。
ただ見た目をきれいにするのではなく、臭いの原因となる汚れを可能な限り取り除くことが重要です。
作業は夜まで続きましたが、床、窓、玄関周辺、生活スペースを一つずつ仕上げ、2日間ですべての作業を完了させました。
排泄物だらけだったトイレをピカピカに
今回の作業の中でも、特に汚れが激しかったのがトイレです。
便器だけでなく、便座や床、周辺にも排泄物が広がり、長期間使用できない状態になっていました。
複数の清掃業者が作業を断ったという話を聞き、現場を見る前は、福祉関係者の方々も本当にきれいになるのか不安だったと思います。
汚れを少しずつ取り除き、洗浄と除菌を繰り返しながら、細部まで磨いていきました。
作業には時間がかかりましたが、最後には、使用できなかったトイレを再び清潔な状態へ戻すことができました。
作業の様子は、日本整理のYouTube動画でもご紹介しています。
動画では、汚れていたトイレが少しずつきれいになり、最後にはピカピカになるまでの様子をご覧いただけます。
「よかったね」の声に流した涙
清掃作業中、男性にはデイサービスへ移動していただいていました。
すべての作業が完了した夜、男性は福祉関係者の方々と一緒に自宅へ戻ってきました。
きれいになった室内を見た関係者の皆さんは、男性に声をかけました。
「きれいになって、よかったね」
「これで安心して暮らせるね」
その言葉を聞いた男性は、うれしそうに涙を流していました。
現場にいた私たちにとっても、忘れることのできない瞬間でした。
ゴミを片付け、汚れを落とすことだけが、私たちの仕事ではありません。
生活する場所を取り戻すこと。
周囲との関係を少しずつ取り戻すこと。
そして、ご本人がもう一度安心して日々を過ごせる環境をつくること。
今回の作業を通して、改めてその大切さを感じました。
断られた現場でも、まずはご相談ください
排泄物による汚れや強い臭いがある現場は、一般的なハウスクリーニングでは対応が難しい場合があります。
実際に、今回のように複数の業者から断られ、相談先が見つからないまま、福祉関係者やご家族だけで悩んでいるケースもあります。
しかし、時間がたつほど汚れや臭いは建物に染み込み、近隣トラブルや健康被害につながる可能性も高くなります。
日本整理では、ゴミ屋敷の片付けだけでなく、尿や便による汚れ、強い臭い、長期間清掃されていない住宅など、通常の清掃では難しい現場についてもご相談を承っています。
現場の状態は、一軒一軒異なります。
「こんな状態でも依頼できるのだろうか」
「他の業者に断られてしまった」
「誰に相談すればよいのか分からない」
そのような場合も、まずは現在の状況をお聞かせください。
ご本人やご家族、福祉関係者の方々の事情に配慮しながら、必要な作業をご提案いたします。
どのような状態であっても、片付けの先には新しい生活があります。
日本整理は、ただ物を捨てるだけではなく、その方が再び安心して暮らせる環境を取り戻すためのお手伝いをいたします。
文 (株)日本整理 高橋啓介
📞ご相談・見積もりは無料です
日本整理では、ゴミ屋敷片付け・水漏れ・特殊清掃・緊急対応に年中無休で対応しております。
✅お悩みの方は、まずはご相談ください
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ゴミ屋敷にしてしまって誰にも言えない
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水漏れや悪臭で住める状態じゃない
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家賃を2重に払い続けている
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明日までにどうにかしないといけない
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