「実家がゴミ屋敷になってしまっていた…。」
近年、このようなご相談は決して珍しいものではありません。
高齢化が進む中で、一人暮らしの高齢者が身体機能の低下や認知症などをきっかけに、自宅をゴミ屋敷化させてしまうケースが全国的に増えています。
今回は、栃木市でご依頼いただいたゴミ屋敷片付けの実例をご紹介いたします。
同じようなお悩みを抱えている方、ご家族が遠方に住んでいて心配されている方の参考になれば幸いです。
地域包括支援センターから一本のご相談
7月の終わり頃、栃木市の地域包括支援センターの職員さんからお電話をいただきました。
「高齢男性が一人で暮らしている住宅がゴミ屋敷のような状態になってしまっています。一度現地を見ていただけませんか。」
早速現地へ向かうと、包括支援センターの職員さんと今回のご依頼者である息子さんがお待ちでした。
息子さんは40代後半くらいでしょうか。
スーツ姿で身なりもしっかりされていますが、その表情には疲れと不安が色濃く表れていました。
海外赴任から帰省して知った家の中の惨状
家に住んでいたのは70代後半のお父様。
奥様は10年以上前に他界され、現在は一人暮らしです。
若干認知症の症状が見られるようになっていましたが、以前は市役所職員として定年まで勤め上げた、とても真面目で責任感の強い方だったそうです。
息子さんは海外赴任中。
電話では定期的に連絡を取り合っていたそうですが、仕事の都合もあり約6年間帰省することができませんでした。
そして久しぶりに帰国し、実家の玄関を開けた瞬間、言葉を失ったそうです。
家の中は膝の高さまでゴミが積もっていた
玄関を開けると、床はまったく見えません。
新聞紙やチラシ、コンビニ弁当の容器、ペットボトル、スーパーで購入した食品。
冷蔵庫に入れられることなく室内へ放置された食品は腐敗し、強烈な臭いを放っていました。
その臭いにつられて大量のハエやゴキブリが発生しています。
さらに洗濯されずに積み重なった衣類。
文房具や日用品も散乱し、生活空間とゴミの境界が分からない状態でした。
和室では、黒く変色した毛布が何枚も重なり、その隣には枕代わりと思われる衣類の山。
寝床だけが人型にへこんでおり、その周囲には何匹ものゴキブリ。
よく見るとネズミの糞もあちこちに落ちていました。
衛生状態としてはかなり深刻な状況です。
2階だけは驚くほど綺麗だった
今回印象的だったのは、2階がほとんど手つかずだったことです。
2階へ上がると、そこには普通の住宅がありました。
理由をお聞きすると、お父様は身体が思うように動かなくなり、階段を上ることがなくなったとのこと。
生活のすべてが1階だけで完結するようになり、ゴミ出しも次第に億劫になってしまったそうです。
ゴミ屋敷は一日でできるものではありません。
「少しだけ置いておこう。」
その積み重ねが数年続き、気が付けば自分ではどうすることもできなくなってしまうのです。
今回ご依頼いただいた内容
息子さんは一時帰国中。
翌週には海外へ戻らなければなりません。
「何とか生活できる環境に戻してほしい。」
そんな思いから今回ご依頼いただきました。
作業内容は、
・家具を除くゴミの撤去
・重要書類の仕分け
・請求書や行政書類の保管
・現金や貴重品の探索
・1階全体のハウスクリーニング
でした。
トイレは何とか使用されていましたが、尿石が厚く付着し、便器もかなり汚れています。
浴室は壁も床も黒カビで覆われ、今後は使用せず外部施設を利用する予定とのことでした。
台所はゴミが覆い尽くしており、シンクがどこにあるのかも分からない状態。
ゴキブリやネズミだけでなく、ハエも飛び回っていました。
真夏のゴミ屋敷片付けは想像以上に過酷
作業期間は片付けに2日半。
クリーニングに1日半。
合計4日間の作業となりました。
作業開始は8月になってからでした。
室内は冷房も効かず、腐敗した生ゴミから発生する熱気と悪臭で息苦しいほどです。
さらに大量の虫など....。
ゴキブリ、ハエ、ネズミの糞。
こうした環境での作業は決して楽ではありません。
今回特に印象に残ったのは、ゴミの中から排泄物(うんちや尿)が付着した下着やズボンが何枚も出てきたことです。
身体が思うように動かなくなると、トイレに間に合わないこともあります。
しかし、それを洗濯する体力もなく、そのまま積み重ねてしまう。
これも高齢者のゴミ屋敷では決して珍しいことではありません。
一つひとつ仕分けながら片付け
私たちはゴミをただ捨てるだけではありません。
行政から届いた書類。
年金関係の通知、請求書、預金関係の書類、そして現金。
こうした大切なものは一点一点確認しながら仕分けしていきます。
今回も現金や重要書類をすべて保管し、ご家族へお渡ししました。
その後クリーニングを行うと、床には長年の生活による傷みこそありましたが、腐食はなく十分生活できる状態まで回復しました。
台所もかなり綺麗になりました。
息子さんが選んだ「これから」の暮らし
作業終了後、息子さんは赴任先へ戻る予定を1週間延期されました。
介護用ベッドを設置し、ヘルパーさんにも入っていただき、お父様が安心して生活できる環境を整えるためです。
片付けはゴールではありません。
新しい生活のスタートです。
高齢者のゴミ屋敷は「怠け」ではありません
「なんでこんなになるまで放っておいたんだろう。」
現場を見た方はそう思うかもしれません。
しかし実際には、
・身体が動かなくなった
・ゴミ出しができない
・認知症が進んだ
・一人暮らしで相談相手がいない
・家族が遠方に住んでいる
こうした事情が重なって起きているケースがほとんどです。
本人を責めても解決にはなりません。
必要なのは、周囲の理解と早めの支援です。
栃木市でゴミ屋敷片付けをご検討の方へ
ゴミ屋敷は、時間が経つほど作業費用も時間も大きくなります。
「まだ歩けるから。」
「今度帰省した時に。」
そう思っているうちに状況は少しずつ悪化してしまいます。
・高齢の親が一人暮らしをしている
・ゴミ出しができなくなってきた
・害虫や悪臭が気になる
このようなお悩みがありましたら、できるだけ早い段階でご相談ください。
私たちは栃木市をはじめ栃木県内で数多くのゴミ屋敷片付け・清掃を行っております。
単に片付けるだけではなく、ご家族や地域包括支援センター、ケアマネジャーの皆様とも連携し、その後の生活まで見据えたご提案を大切にしています。
「こんな状態でもお願いできるだろうか…」
そのようなご心配は必要ありません。
どのような現場でも、一つひとつ丁寧に対応し、ご依頼者様とご家族が安心して新しい一歩を踏み出せるよう全力でお手伝いいたします。
お困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
文 (株)日本整理 高橋啓介
📞ご相談・見積もりは無料です
日本整理では、ゴミ屋敷片付け・水漏れ・特殊清掃・緊急対応に年中無休で対応しております。
✅お悩みの方は、まずはご相談ください
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ゴミ屋敷にしてしまって誰にも言えない
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水漏れや悪臭で住める状態じゃない
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家賃を2重に払い続けている
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明日までにどうにかしないといけない
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当社は家の中のお片付け、ゴミ屋敷片付け、遺品整理を埼玉県、茨城県、栃木県
群馬県、東京都を中心に行っております。
ご用命ありましたら、こちらまでお電話くださいませ。
また、お問い合わせフォームやメールからの連絡も受け付けております。
片付けに関することであれば何でも結構です。
「こんなこと聞いて大丈夫かな・・・!?」と思わずお気楽に何でも質問・相談を私たちにぶつけてください。
一生懸命親身に相談に乗らせて頂きますのでよろしくお願い致します。
株式会社 日本整理
本社 茨城県古河市本町4-9-2
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