天井裏の猫の死骸を片付ける|動物|猫|犬|鳥|死骸|片付け|回収|処理

天井裏の動物死骸片付けは最難関!

私は今まで数えようと思えば数えられるけれども、数えるのも大変なので数える事を

やめてしまったくらいには動物の死骸の片付けをやってきました。

 

殆どは庭先で死んでいたというのが殆どです。

 

 

庭先という事は地面だ。

 

 

つまり歩み寄ればそこに死骸はあり、乱暴に言ってしまえば死骸を袋詰めすればそれで

作業は終了する。

 

 

次に多いのは床下で死んでしまった動物の死骸回収。

 

これは体が大きい私、一言で言えば太った私としては若干狭苦しい場所に体を押し込めて

しばしの難儀を我慢すれば何とかなる。

 

 

しかし、断トツで最難関は何かというと天井裏の死骸回収である。

 

 

この「天井裏から異臭がするので何とかして欲しい!」という問合せは年に数回は必ず

問合せがある。

 

 

何が難しいかと言うと、天井裏は柱と梁がいく筋も交わっており、身軽な方でも移動は

簡単ではないだろう。

 

また、歩く場所は柱の上のみであり、間違って一歩でも足を踏み外せば天井を踏み抜いて

下に転げ落ちる事は間違いない。

なにしろ、天井の板は通常わずか4mmしかない薄い木の板である。

 

 

子供だって天井の板に乗れば確実に踏み抜くぐらい薄い板だ。

 

そもそも天井は歩くために作られていない。

 

そのような天井で残念ながら死んでしまう動物がそこそこいる。

 

 

どこに死骸はあるの?

天井裏の死骸回収で一番こまるのはどこに死骸があるか分からないときだ。

 

「ここらへんで異臭がします。。。。」とお客様から伝えられてお風呂場や押入れ

にある点検口(天井への出入口)から天井裏を見渡しても、悪臭はするものの

猫の死骸がどうしても見つからない。

 

 

死骸が目視できる場合は天井を外したり、直接取りに行ったりすることが出来るが

死骸の場所が分からないまま闇雲に家中を穴だらけにすることなどできない。

 

 

探しに天井裏をはい回ることもあるが、柱の上から足を滑らせた瞬間にお客様宅の

天井を踏み抜いて居間に落下することは免れない。

 

 

また、壁と壁の隙間に携帯など落としてしまったら拾い出すことなどほぼ不可能

に近い・・・・。

 

 

死骸確認はかなり怖い作業なのだ!

 

 

因みに天井裏の動物が死んでしまう最も多い理由。

 

 

それは、

 

 

天井裏に動物が閉じ込められてしまうからである。

なぜ猫などの動物が天井裏に閉じ込められてしまうのか疑問に思うかと思う。

 

しかし、現実として天井裏の死骸回収では天井裏に閉じ込められて逃げられなく

なり、そこで水も食料もなく餓死した猫を今までそこそこ見てきた。

 

 

 

猫が天井裏に出没するようになり、気味が悪いので出入口の穴を塞いでしまった

というのが原因だ。

 

 

餓死するまでに鳴き声が続いたとか何らかの反応はあったと思うが、そこは

あえてお客様に伺ったことはない。。。。

 

 

他にも新築の家を建築中に野良猫がちょくちょく家の中に入りこんでおり、

建築が進む中で誰からも気が付かれることなく天井裏に閉じ込められてしまった

という話もあった。

 

その時は新築の家で悪臭がするとのことで建築会社が調べたところ屋根裏に猫の

腐乱死体があり、当社に連絡がきた。

 

 

 

また、過去にあった依頼の一つはアパートの住人が家の中で20数匹の猫を飼育、

猫が天井裏を歩いて隣の家の屋根裏に出没するということがあった。

上記図の通り、Bさん宅では猫を多頭飼育(本当は禁止)しており、Aさんは

ただでさえ悪臭が隣からしてくるので怒っていました。

 

そのうち、Bさん宅の天井裏に穴があいたらしく、

 

猫が屋根裏を徘徊することに!

Bさん宅の猫がAさん宅の天井裏を歩き回り、うるさいし、猫の糞尿が天井裏から

染み出してくるわでAさんは不動産屋さんや大家さんへ何度もクレームを入れられた

とのことでした。

 

不動産屋さんや大家さんはBさんに多頭飼育をやめるよう何度も注意したのですが

全く聞き入られることがなかったそうです。

 

不動産屋さんはどうしようか悩んだ末に、

 

天井に壁を作ることにしました。

糞尿塗れの天井裏での作業は大変だったことでしょう。

 

私も猫死骸回収を行う際に天井裏に入りましたが、猫の糞尿塗れでした。

 

その糞尿塗れの天井裏で、狭苦しく足元が悪い中、大工さんは頑張って

天井裏に壁を作りました。

 

天井裏は糞尿塗れの断熱材を新たなものに敷き直し、糞尿でシミだらけ

になってしまった天井は大工さんがコンパネを貼り、その上にジプトーン

(天井材)を被せるなど応急の対応をされておりました。

 

ところが、問題はここからです。

 

大工さんが作業している間に猫はどこかに隠れていたのでしょう!

 

こともあろうに猫が一匹Aさん宅の天井裏に閉じ込められて、Bさん宅

へ脱出することが出来なくなってしまったのです。

 

天井はシミ、臭い対策で厚みが増して、断熱材が敷いてあるので

猫が閉じ込められていることにAさんは気が付かなかったのかも

しれません。

 

 

ともかくその後、悪臭が漂ってくることにAさんは気が付き天井裏に

登ってみると

 

 

そこには猫の腐乱死体があったそうです。

たまげたAさんは不動産屋さんに連絡。

 

不動産屋さんがたまたま見つけた業者が当社になりました。

 

写真は掲載出来ないのですが、脱衣所の点検口から屋根裏に入り柱の

上に足を乗せながら移動。

 

屋根裏の奥に腐乱した猫の死骸を見つけました。

 

天井を切り取ることも考えましたが、シミ悪臭対策でコンパネや

ジプトーンが取り付けられている為に断念。

 

柱から落ちないように必死に死骸を回収する方法を選びました。

 

壁と壁、柱と柱の間には、一度ものを落としたら二度と回収

出来そうにない小さく狭い隙間がたくさんあり、持ち込むものは

最低限のものにしました。

 

当時は夏場で当然エアコンのない天井裏。

 

熱気に悪臭に狭くて身動きがとれない空間での作業は想像以上に

大変でした。

 

何とか猫の死骸とウンチやおしっこ塗れになっていた断熱材などを

回収し、作業終了となりました。

 

 

今後も定期的に屋根裏の猫死骸回収依頼はあると思いますが、何とか

やり切っていきたいと思います。

 

 

高橋啓介

 

 


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