猫の死骸が100匹以上出てきたゴミ屋敷&猫屋敷の話|多頭飼い|

ゴミをどける度にネコの白骨化死体が出てくる家

当社は猫屋敷などの動物系のゴミ屋敷のお片付けの経験値は高い方ではないかと自負しています。

 

よく「お恥ずかしいのですが、猫をたくさん飼っていて家がひどい状態になってしまい片付けて欲しいのですが・・・」と、いう依頼を受けます。

 

私は「大丈夫です。慣れていますから、恥ずかしがらないでください。私が過去に見てきたものからすれば全然大したことないはずですから安心してくださいね。」と、答えたりします。

 

 

それはいくつかのとんでもなさ過ぎる現場を見てきたから言えるものです。

そんなトンデモ現場の一つを今回紹介してみようと思います。

因みにいつもの通り、若干のフェイクを混ぜながら地域、個人などが特定されないように書かせて頂きます。

 

 

・・・そこの現場は想像を絶するものでした。

 

ゴミをどける度に白骨化した猫の死体が出てくる。

腐敗中のネコの死体もいくつかあり、スタッフ全員目を見合わせながら作業を続けました。

 

スタッフと80匹くらいまではカウントしていました。

しかし、その後はあまりの死体や骨の多さにだれもが自然とカウントするのをやめてしまい、実際問題総数で何匹の死骸が出てきたのかもはや検討もつかない状況になりました。

 

とりあえず数字としてきりがよいので100匹以上といつも話しているのですが、150匹、いや200匹は出てきたのかもしれません。

 

いつもの通りの何気ないお見積り依頼から始まりました

見知らぬ電話番号からの呼び出し音で「新しいお客様かな?」と思いながら電話に出ると、「区画整理関係のものですが、片付けて貰いたいゴミ屋敷がありまして・・」との事。

「相見積もりで申し訳ありません・・」と仰いながら住所、見積り希望日、現場の状況などを伝えて頂きました。

 

聞くとつい数日前まで高齢のおばあさんが住んでいたのだが、老人ホームに入ることになり、そこの職員さんから当社を紹介して頂いたとのこと。

玄関はゴミでうまっており、庭にある窓から出入りされているとのことでした。

取り壊しがすでに決まっており、早急に着手して欲しいとのこと。

 

早速お見積りにお伺いすると担当者さんが待っていてくださり、門扉前まで案内してくださいました。

 

担当者さんは「気持ち悪くては入れない」とのこと。

猫の死体があったとの話は伺い門をくぐった。

 

家の中は壮絶なゴミ屋敷

玄関は聞いていた通り、内側からびっしりと物が置かれ開かない状態。

木々が生い茂り、ジャングル状態になった庭を中腰になりながら家の後ろに回ると開いている窓があり、そこから中に入りました。

一部屋目はオルガンが置いてあり、若干の荷物はあるものの、意外とすっきりしたお部屋で、そこで寝泊まりしていることが分かりました。

 

問題は次の部屋からでした。

 

この家は平屋の一戸建てで4LDKだったのですが、一部屋を除き全てゴミが大量にある部屋、ゴミ屋敷でした。

全ていらないものをポイポイすて山盛りになっていく典型的な中央部盛り上り型ゴミ屋敷となっていました。

高く積もったゴミが奥まで続く
高く積もったゴミが奥まで続く
リビングになります。大量の猫缶が見えます。
リビングになります。大量の猫缶が見えます。
玄関。ここもたくさんの猫缶が見えます。ゴミの下も大量の猫缶がありました。
玄関。ここもたくさんの猫缶が見えます。ゴミの下も大量の猫缶がありました。
庭。放置されたゴミにも猫缶がたくさん見えます。
庭。放置されたゴミにも猫缶がたくさん見えます。

ここのゴミ屋敷はちょっと質が悪いのが難点でした。

開けられた猫缶が大量にあり、食べかすがヘドロのようになって猛烈な悪臭を放っているのです。

また、ゴミの山をよじ登り物量を確認していると、猫の腐敗した死体がイスの上やタンスの上などに置かれており、合計3匹の猫の死骸を確認することができました。

 

そして台所、お風呂場、物置などを全て確認、全ての部屋にゴミが詰まっておりました。

 

庭木の伐採も依頼されていた為、庭に出て木の大きさや本数を確認しお見積りを終了しました。

 

片付け開始

お見積りを提出して一週間もたたないうちに、依頼者様より当社に片づけをお願いしたいと依頼がきました。

3社相見積もりだったのですが、無事に決まったことに安堵しつつも、現場のことを思うとやや不安がありました。

 

最初は導線確保の為、チェーンソーで木をバリバリ切って平ボディのトラックに詰め込みの作業。

当初はこんな感じでした。まず木を切り倒してから片付けが始まりました。
当初はこんな感じでした。まず木を切り倒してから片付けが始まりました。

庭が歩けるようになると奥の部屋から片付け開始。

 

一部屋目は簡単に終わり、二部屋目。

ここも大量のゴキブリに悩まされながらも、さして問題なくすぐに終了。

 

猫の死体があった三部屋目に差し掛かると、状況が一変しました。

 

まず猫缶が大量に出てきて、悪臭を放つのは良いとして、おかしな段ボールがいくつも出てきました。

「猫佛様」と書かれているので中を開けてみると、全ての箱の中から猫の白骨化した死骸が出てきたのです。

箱によっては子猫が数匹まとめて入っているものもありました。

 

しかし、すぐに箱に入っている猫はまだ全然マシな状態ということがすぐにわかりました。

 

ゴミをどける度にネコの白骨化した骨が多数出てくるようになったのです。

 

私も過去に20年近く猫を飼って可愛がってきた経験があり、見るのも辛かったのですが、何よりも猫の骨がゴキブリや蛆虫のようなものと一緒になって出てくるのが可哀そうで仕方なかったです。

 

ネコ屋敷の片付けで猫の死体が出てくるのは珍しいことではないのですが、あまりの多さにスタッフ全員が驚きを隠せずしばらくは猫の頭蓋骨が出てくるたびに数を数えていました。

 

しかし、作業が進みスコップで救えるようなゴミが出てくると骨と一緒にゴミを掬い取って袋へ入れてしまったりと数を数えるのが困難になったり、あまりの多さに数えること自体が嫌になったりで80匹前後からカウントをやめてしまいました。

 

結局100匹以上のネコの死骸が・・・

その後、1週間近くかけ、家の中と外周りの片付けを終了しましたが、終了後も足元に円形の白いものがあったりして、「もしかして猫の骨かな?」と思って掘り起こすと、猫の頭蓋骨だったりするなど地中にもまだまだ骨がありそうな感じでした。

 

そしてどう考えても100匹以下はあり得ないということで、猫の死骸100匹以上の現場は当社の中でもっとも悲惨な現場の一つとして記憶されることになりました。※この他にも猫の死骸50匹ほどの現場もあります。

 

最近、劣悪な環境かでの猫の多頭飼いによる飼育放棄や動物虐待のニュースをよく見かけるようになりました。

 

多くがせいぜい20匹とか40匹です。

当社はニュース以上の現場をいくつも経験しておりますので、ニュースにされるのは氷山の一角なのではないかと思います。

 

現在も埼玉県内で猫や犬を虐待死させ続けている親子の家の片付け見積りに行ってきましたが、玄関前に犬の白骨死体があったりと悲惨な状態になっていました。

 

 

後日談

作業終了を報告に行くと、福祉関係者もおりお話を聞くことが出来ました。

 

猫が好きで野良猫がいるとみんな拾ってきて飼うものの、劣悪な環境で死んでしまったりする猫が多かったとの事。

 

猫の死骸を庭に放置したり、生ごみを庭にすてたり、はてはトイレが使えないので大小のトイレを庭で全て用を足していたりで、近所からのクレームが絶えなかったとの事でした。

 

近所の方は口々に「出て行ってくれて良かった!」と言い、泣き出す女性までいたとのこと。

生き残りの最後の一匹のネコと戯れる私
生き残りの最後の一匹のネコと戯れる私

猫は可愛いし、私も大好きです。

 

しかし、可愛がるのであれば適切な環境下で飼育し、死んでしまったらゴミとして捨てるのではなくしっかりと供養して欲しいと切に思いました。

 

 

終わり

 

 

 

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