そんなお気持ちの中でこのページをご覧いただいていることと思います。
ご親族が孤独死された現場に直面したとき、多くの方が「何から手をつけたらいいのか分からない」と戸惑われます。
現場の状況や手続きのこと、時間的な余裕もない中で、大きな精神的ご負担を抱えていらっしゃることでしょう。
私たちは、これまで数多くの孤独死現場に対応してきた特殊清掃の専門業者です。
経験に基づいた的確な判断と、丁寧で迅速な作業で、現場の状況を確実に改善いたします。
ご遺族様、不動産管理会社様、大家様、それぞれの立場やご事情に配慮しながら、最適なご提案と作業を行います。
また、突然のご依頼にも対応できるよう、夜間や早朝のご相談も受け付けております。
今すぐに誰かに相談したい、そんなときも安心してご連絡ください。
どんなに小さなお悩みでも構いません。私たちが心を込めて、ひとつひとつ丁寧に対応いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
当社「日本整理」は、孤独死現場などの特殊清掃において、ただ見た目を清掃するだけではなく、「臭いの根本除去」にこだわった対応を行っております。
孤独死の現場では、遺体の腐敗臭や体液の浸透などにより、通常の清掃では完全な消臭が困難な場合が多々あります。
そこで私たちは、孤独死現場の消臭に特化した全国組織「全花連(全国特殊清掃業者連盟)」に加盟し、最先端の技術と薬剤を導入しています。
特に当社が採用しているのが、全花連が開発した強力消臭剤「シューカットドムス」です。
この薬剤は、臭いの元となる分子構造を分解し、再発しない形で臭気を根絶することができるため、一般的な消臭スプレーや芳香剤のような「一時しのぎ」ではなく、臭いそのものを「無」にする根本的な解決手段となります。
また、全花連の技術指導のもと、当社スタッフは専門的な訓練を受け、以下のような工程を徹底して実施しています:
臭気レベルの現地測定
汚染部位の徹底洗浄・除去
シューカットドムスの適切な濃度と方法による噴霧・浸透処理
オゾン脱臭機による空間の完全無臭化
孤独死現場は、遺族の方や管理者にとって精神的にも大きなご負担となる場面です。
日本整理では、「臭いの不安をゼロにする」ための技術と経験をもって、心に寄り添う対応を心がけています。
お困りの際は、ぜひ安心してご相談ください。
当社ではこれまで、数多くの孤独死や事故死など、厳しい状況の現場に携わってまいりました。
ここでは、実際に対応した現場の一部をご紹介いたします。
※掲載しているのはほんの一例であり、他にも多数の現場を経験しております。
「かなりひどい状況なのですが、本当にお願いできますか?」
こうしたご不安のお声を、お電話でいただくことが少なくありません。
そこで当社では、「どのような現場でも、必ず対応いたします」という姿勢をお伝えするため、実際の現場写真を加工なしで掲載しております。
ご覧になる方へのご配慮としては悩みましたが、ご依頼を検討されているご遺族や関係者の方にとって、「本当に対応してくれるのか」という不安を少しでも取り除ければという思いからです。
特殊清掃の現場には、現場ごとに異なる深刻な状況があります。
しかし私たちは、あらゆるケースに対応してきた経験と、専門的な技術・装備をもって、責任をもって作業を行っております。
安心してご相談ください。
どのような状況でも、真摯に、丁寧に対応させていただきます。
当社では、お客様からご連絡をいただいた時点から、最終的な特殊清掃の完了まで、責任を持って一貫した対応を行っております。
初めてのことでご不安やご心労も多いかと存じますが、作業の流れや内容は、事前に分かりやすくご説明しながら進めてまいりますので、どうぞご安心ください。
もし、お気持ちの面から室内に入ることが難しい場合は、一次処理(臭気の軽減や汚染物質の一部撤去など)を省略し、そのまま本作業に入ることも可能です。
また、残置物撤去前に、貴重品と思われる物をタンスの引き出しごと、あるいは小物入れごと現場から運び出し、お客様に直接お渡しすることもできます。
お客様のお気持ちやご事情に合わせ、最も負担の少ない方法をご提案いたします。
どのようなことでも遠慮なくお申し付けください。私たちは、作業だけでなく、お客様の心の負担を少しでも軽くすることを大切にしています。
上記全ての作業が終わったらお客様にお立会い頂きまして現場の引き渡しとなり、全ての作業が終了いたします。
孤独死現場の強い異臭は、ご遺族の心情にも、近隣の生活環境にも大きな負担となります。
私たちは特許技術「花輪式消臭」で、家財があった状態からでも最短2日で90%以上の臭気を急速に軽減。
※ワンルームの部屋が対象
ご遺族に寄り添い、近隣の方々への影響も最小限に抑えるため、緊急対応にも全力を尽くします。
詳しい作業の流れはこちらでご紹介しています。
緊急を要するとはいえ、見積も取らずに業者に片付けの依頼をしてしまうことは避けた方が無難かと思います。
当社はどんな時にでも必ずお見積りをしてご納得頂いてから作業を開始させて頂いております。
また、事前に急を要する旨をお伝え頂ければ、見積スタッフが作業道具一式を持参で現場に赴き、その場で当社へご依頼が決まり次第、即作業に入らせて頂きます。
宜しければ、こちらにご連絡くださいませ。
電話番号 070-1536-1229
日本整理では全てご依頼者様のお宅にお伺いさせて頂き、お見積りを取らせて頂いております。
そして、必ずお見積りを算出し、責任を持って整理し、追加料金などは一切請求しません。
たくさんのお荷物の前で悩まず、まずは一度お電話かメールを頂けますでしょうか?
経験豊富な当社のスタッフが丁寧にご案内させて頂きます。
Eメールアドレス keisuketakahashi007@gmail.com
孤独死現場の作業料金は、単に「清掃」だけではありません。
お部屋の状況や建物の構造、ご遺体の発見場所によって必要な作業が大きく異なり、以下の3つの費用の合計が最終的な料金となります。
当社では、孤独死現場における家財などの残置物撤去費用について、お問い合わせをいただいた際には、目安として「2トントラック1台分で約18万円~」とご案内しております。
※こちらの金額には、特殊清掃・消臭作業・解体工事・畳の撤去処分などの費用は含まれておりません。
費用の「目安」とお伝えしている理由は、現場の状況が一件ごとに大きく異なるためです。
たとえば、「死後数日」の現場と「死後数か月」にわたる現場とでは、臭気や汚染の程度、作業環境が大きく変わってまいります。
それに加えて家の中がゴミ屋敷状態である場合、故人が病気持ちで家の中が排泄物塗れになっているケースでは作業の難易度があがります。
また、以下のような条件によっても作業負荷や時間が変動し、費用に影響します:
搬出経路の確保(階段・エレベーターの有無など)
作業現場からトラックまでの距離
建物の構造や周辺環境
気温や湿度による臭気の強さ など
以下の作業は現場の状況により必要に応じて追加されます。
畳の撤去・処分
内装の一部解体(床や壁)
クロス(壁紙)の除去
お風呂場の浴槽・風呂釜の撤去
トイレの便器撤去
コンクリート面への浸透処理 など
消臭クリーニング(専用薬剤による洗浄)
シューカットドムスの薬剤散布(全花連が認めた消臭技術)
オゾン燻蒸による消臭・除菌
※これらは孤独死特有の強い臭気・細菌対策のために不可欠な作業です。
実際の費用は、以下のような条件によって変動いたします:
ご遺体の発見までの日数や季節
臭気の範囲(隣室・廊下への広がり)
現場から搬出口までの距離や階層
設備や構造(浴室・トイレ・コンクリ床など)
そのため、現場確認後に一つひとつの作業内容をご説明し、納得いただいたうえでお見積もりを提出しております。
無理な営業や、あとからの追加請求は一切行っておりませんので、どうぞ安心してご相談ください。
※価格改定によりパンフレットに記載されている料金は現状提示する料金と異なっております。
※パンフレットは令和7年9月内に全て訂正いたします。
※会社案内は↑ここからダウンロードしてください。
畳(タタミ)やお布団だけの撤去をご希望の方からの連絡が定期的にあります。
孤独死現場の遺品整理は高額になることが多いため、ご家族で何とかしようという方が多いのも事実です。
しかしながら、畳や布団は体液が染み込み、非常に重量物になったり、あまりの悪臭に一般の方では手を付ける事すらできず、どうしても撤去や処分を行えないものもあります。
参考になるかもしれませんので宜しければご覧くださいませ。
この動画は年齢制限が設けられている為、リンクから直接YouTubeにてご視聴くださいませ。
この動画は年齢制限が設けられている為、リンクから直接YouTubeにてご視聴くださいませ。
壬生町では、高齢化や単身世帯の増加により、孤独死の現場に直面するご家族や関係者から「どう対応していいかわからない」「臭いや汚染がひどくて手が出せない」というご相談が増えています。
私たち日本整理は、栃木市に本社を構える地域密着の専門業者として、壬生町でも多数の孤独死・特殊清掃に対応してきました。
地元拠点からの迅速な出動が可能で、緊急時には最短即日対応も可能です。
また、当社は壬生町で一般廃棄物収集運搬許可を取得している正規業者です。
全国的に増えている違法業者とは異なり、法令を順守した安全・安心な作業を行います。
– 包括や社協との連携はまだ薄いものの、丁寧で確実な作業体制
壬生町全域での現場経験と作業ノウハウ
血液・体液の除去、害虫駆除、強い腐敗臭の完全除去など専門的対応
一般廃棄物収集運搬許可に基づく正規作業
本社所在地からのスピーディーな現場対応
孤独死特殊清掃は、ただの清掃ではありません。
床材や壁に染み込んだ血液や体液の撤去、害虫駆除、腐敗臭の除去など、高度な知識と専門技術が求められます。
孤独死後、数日~数週間経過した室内の原状回復
遺品整理と同時進行での脱臭・除菌作業
遠方のご家族に代わっての立ち会い不要作業
近隣への配慮を重視した静かで迅速な作業
日本整理では、特殊清掃士資格を持つスタッフが現場調査から作業完了まで担当し、必要に応じて供養やお焚き上げなどのご提案も可能です。
壬生甲、壬生乙、壬生丙、安塚、あけぼの町、幸町、緑町、本丸、駅東町、国谷、北小林 など壬生町全域に対応
緊急時には最短即日対応、事前見積もりは無料です。
「見積もりだけ知りたい」「県外の親族宅を片付けてほしい」など、どんなご相談にも誠実にお応えします。
壬生町で孤独死・特殊清掃・遺品整理が必要なときは、日本整理へご相談ください。
作業の先にあるご遺族の未来を見据え、丁寧かつ確実に対応いたします。
特に孤独死の現場などではご家族すらお部屋にあがることが出来ません。
独特な臭いと辛さからたとえ孤独死された方がお身内であったとしても片付け・特殊清掃前に入られた例を見たことがありません。
つまり、ご家族が事前に必要なものを取り除いておくことが出来ません。
しかしながら緊急で家財を搬出・清掃しなくてはならないということと、大切なものをしっかりとより分けるという作業を両立させねばなりません。
従い、孤独死の現場の場合、ご家族と必要か否かを密に連絡を取らせて頂きながらの作業となります。
現金、貴金属、アルバム、契約書関連の書類などの他に何が必要になりそうか、事前にご指示頂ければと思います。
自殺現場.........それも、発見が遅れ、腐敗が進んだ状況を、私はどう呼べばいいのか。
ときどき迷う事があります。
孤独死という言葉では、何かが足りない。単に「自殺現場」とだけ表現してしまえば、その後にある現実も、重さも伝わらないような気がしてしまいます。
いまだにしっくりとするような、納得のいくような言葉が見つからないでいます。
それが自殺され、日数がたって発見された現場になります。
当社では、こうした現場で特殊清掃を行っていたりします。
詳しくは孤独死特殊清掃のご案内をご覧いただければと思います。
今回の作業は、実は当社が法人化する前の10年以上も昔に行ったものをフェイクを加えつつ思い出しながら書いてみたいと思います。
タイトルにはSEO対策でさいたま市内とは記載しておりますが、実際の場所とは異なります。
フェイクを若干多めに交えつつも、現場の雰囲気と作業の一部始終はほぼ事実に基づいて書いております。
きっかけは一本の電話だった。
受話器越しの声は女性のもの。亡くなった方のお母さまだった。
「娘が自殺しちゃったのよ。近所からクレームが来ているので何とかして欲しいの。借金して、それで自殺しちゃったみたいなの。」
あまりに淡々とした口調に、最初は他人のことを話しているのかと思った。
しかし会話を重ねるうちに、警察から「部屋には入らないほうがいい」「現場は見ないほうがいい」と強く言われていたことがわかった。きっと現実を受け止めきれておらず、話し方がどこか他所事のようになってしまっているのかもしれない。
亡くなったのは30代後半の女性。
死因は自殺で、処方薬を大量に服用して命を絶たれていた。
発見までに約2週間──その間、遺体は腐敗が進み、部屋には強烈な臭いが充満していた。
孤独死という非常に辛く、突然の出来事。
ご家族としては戸惑いや悲しみの中で対応を迫られることが多く、「何から手をつけたらいいのか分からない」と感じておられる方がほとんどです。
私たちはそんなご家族の気持ちに寄り添いながら、できる限り早く・確実に孤独死現場の特殊清掃を行うことを大切にしています。
孤独死が発見されるきっかけの多くは、「異臭による通報」です。
そのため、すでに警察やご家族に連絡が入った段階で、近隣住民の方が臭気に気づいていることがほとんどです。
もちろん、亡くなられた方やご家族に対して、あからさまに嫌な顔をする方は滅多にいません。
皆さん、気を使って静かに見守ってくださいます。
ですが........
実際のところは「早くなんとかしてほしい」と感じているご近所の方がほとんどなのです。
とくにマンションなどの集合住宅では、臭いが共用部分に広がってしまうこともあるため、放置すれば住環境に大きな影響を与えかねません。
当社では、最短2日で90%以上の臭気除去を行う特殊清掃が可能です。
このスピード対応を実現しているのが、「花輪式消臭技術」という特許取得済みの消臭剤を用いた技術です。
<1日目:家財撤去>
・ご遺族様のご指定があれば、必要なものを仕分けしてお渡しします
・残りの家財は迅速にすべて撤去します
・消臭クリーニング開始
・オゾン生成器による消臭
一日目の作業で7割がたは臭気の除去は可能です。
<2日目:特殊清掃・消臭>
・体液や臭気を含んだ壁紙や床材の必要部分を撤去
・消臭クリーニング
・強力な消臭剤「シューカットドムス」の散布
・オゾン生成器による消臭
このような工程により、90%以上の臭気を除去することが可能です。
その後数日間かけて、残り10%の腐敗臭を徐々に消臭していきます。
こんにちは。
日本整理の髙橋です。
当社は遺品整理やゴミ屋敷片付け、孤独死現場の特殊清掃などを行う専門の片付け業者です。
6月のある夕方、仕事を終えて会社を出た午後6時.....
一本の電話が、私たちのスマートフォンに鳴り響きました。
電話の相手は、40代とおぼしき女性。
「今からでも見積り、お願いできますか…?」と、遠慮がちに、しかし切実な様子で語られました。
状況をお聞きすると、栃木県小山市(※個人情報保護のため地名は変更しています)にあるアパート1階のお部屋が、長年放置されたゴミ屋敷状態で、さらに水漏れ被害も起きているとのこと。
現場が近かったため、私(高橋)と尾上の二名で、急きょ見積もりに向かうことにしました。
実はここ数年、
「急きょ見せなければならなくなった」
「今すぐ来てほしい」といったご依頼が増えています。
この日のお客様も例外ではなく、
「明日の朝9時半に大家さんが点検に来ることになった」という緊急事態でした。
しかも原因は、2階の壁から水が漏れており、その真下に住むご本人の部屋に水が降ってきているとのこと。
「でも家の中がゴミだらけで、とても見せられない…」
この状況に、どうしていいかわからず2年が経ってしまったといいます。
現地に到着後、お客様と目立たない場所で合流。
涙ぐみながら「どうしてよいか分からない」と訴えるお客様。
とりあえず、玄関からお風呂前までの導線だけでも片づけてほしいとのことでした。
電気は2年前から止められており、懐中電灯とスマホの明かりだけを頼りに室内を確認。
扉を開けた瞬間、強烈なカビの臭いが襲いかかります。
こんにちは。
孤独死や遺品整理、特殊清掃を行う専門業者の(株)日本整理の髙橋です。
今回は、上尾市近郊のマンションで発生した孤独死に伴う特殊清掃のご依頼についてご紹介します。
近年、孤独死は決して珍しいものではなくなりつつあります。
特に高齢者の一人暮らしが増える中で、こうした悲しい現場が年々増加しています。
この記事では、実際の現場で起こった出来事をもとに、特殊清掃の重要性と対応の流れをお伝えいたします。
現場は、上尾市近辺にあるマンションの4階でした。
お亡くなりになっていたのは70代の男性で、一人暮らし。
連日の猛暑の中、死後わずか1週間ほどで腐敗が急速に進行し、室内から発生した悪臭が1階のエントランスまで届いてしまうほどに。
悪臭に気付いたマンションの住人から通報が入り、室内でご遺体が発見されました。
当社にご依頼くださったのは、故人のご子息でした。
「数年ぶりに父の住まいに来てみたら、あまりにもひどい状態で……」と、大きなショックを受けておられました。
お見積もりのため現地に伺うと、エントランス付近ではすでに臭いは軽減していたものの、玄関前ではガムテープで塞がれていた隙間からわずかに異臭が漏れ出していました。
管理人の方の応急処置だったようです。
1枚、また1枚とガムテープを剥がしていくたびに、室内から漏れる臭気はどんどん強まり、玄関ドアを開けた瞬間、強烈な「孤独死臭」**が一気に押し寄せてきました。
※孤独死関連の当社ページに行かれる場合はここをクリックお願いいたします。
年に一度、あるいは二度ほど、社会福祉協議会(社協)から「お願いできないでしょうか」と電話が入ります。
多くを語られるわけではありませんが、そのトーンから緊急性が感じ取れます。
内容はおおよそ決まっています。
「DV被害を受けた女性が着の身着のまま保護され、新しい住まいに移るが、生活用品が一切ない」というケースです。
これまでに15件以上、こうした方々に家財を寄付してきました。
冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、炊飯器、扇風機など、基本的な家電類は倉庫に常備しており、すぐに対応可能です。
しかし、話を聞くと、家電だけでなく、食器や鍋、フライパン、調理道具、洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなどの日用品も一切ないということがほとんどです。
そうした事態を想定し、普段からある程度の備蓄をしています。今回は、社協から要請された家電一式に加え、食器、調理器具、体重計、掃除機、消耗品類まで一通りを揃えることができました。
寄付については、物品自体はすべて無償で提供しています。搬送についてのみ、1階への設置であれば実費として3,300円の運搬費のみをいただいています。それ以外の費用は一切いただいておりません。
社協との連絡では詳細を深く語られないまま、「察してください」といった雰囲気で話が進むことも多いですが、その背景には支援を必要とする方のプライバシーや安全があることを理解しています。
だからこそ、こちらも「察しました」とだけ答え、すぐに準備を進めます。
搬入当日、現地で支援を受けた女性から「本当に助かります」と深く感謝の言葉をいただくこともあり、そのたびにこの活動の意義を再確認させられます。
こうした支援は頻繁ではありません。しかし、いつ依頼があっても対応できるよう、今後も備えを続けていくつもりです。
DV被害を受けた方が安心して新しい生活を始められるよう、私たちができる形で寄り添っていければと思います。
また、同様の寄付をご依頼されたい方は当社への連絡をしてくださるようお願いいたします。
※過去に貧困を装いながら転売目的で問い合わせてきた業者がおり、基本は市役所福祉課さん、社会福祉協議会、地域包括支援センター経由からの依頼のみ受付しております。
文 高橋啓介
当社の会社案内はこちら↓からダウンロードしてくださいませ
◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆
当社は家の中のお片付け、ゴミ屋敷片付け、遺品整理を埼玉県、茨城県、栃木県
群馬県、東京都を中心に行っております。
ご用命ありましたら、こちらまでお電話くださいませ。
また、お問い合わせフォームやメールからの連絡も受け付けております。
こんにちは、高橋です。
春の訪れを感じる3月下旬、地元の地域包括支援センターからのご紹介で、埼玉県久喜市の団地にお住まいだった方の遺品整理のご依頼をいただきました。
ご依頼主は北海道在住の60代の女性。かつてお母様が暮らしていた団地の4階のお部屋の整理でした。
「必要なものはすべて取り出しました。あとはすべて処分してください。」
そうお伝えいただいていました。仏壇や位牌などはすでに地元のお寺でご供養を済ませておられ、供養が必要なものは特にないとのことでした。
事前に団地の管理事務所と打合せを行い、車止めのポールを外して団地敷地内に入る。
エレベーター無しの階段を上がり、お客様が取り付けてくださったキーボックスからカギを取り出し、ドアをあける。
お部屋に入ると、かなりの量のお荷物。
長年の生活の積み重ねが感じられる空間でした。作業は2日半かかりました。
いわゆる普通の遺品整理であり、4階からの荷物を降ろしたり、また4階に上るという事以外はとくに大変な作業はない。
順調に作業を続け桐の箪笥の整理を始めた。
桐の箪笥の中に丁寧にしまわれた大量の着物類。
丁寧に一つひとつ確認しながら片付けていくと、その引き出しの奥から、ふと目に留まった小さな包みがありました。
包みを開けてみると、そこには 二つの桐でできた箱があり、その中にはへその緒 が入っていました。
ご依頼時には「お人形やお写真はそのまま処分して大丈夫」とお聞きしていましたが、さすがにへその緒をそのまま処分することには躊躇がありました。
そこでお客様に確認を取ったところ、「それはなんとか供養してほしい」とのお返事をいただきました。
北海道ではどこのお寺に持っていけばよいか分からず、当社のお付き合いのあるお寺で良いとのことでした。
へその緒は、親と子をつなぐ命の象徴とも言われています。きっとお母様が大切に保管しておられたのでしょう。
群馬県板倉町。
関東平野の端に位置するこの町は、のどかな田園風景が広がる静かな土地です。
その田園を車でしばらく走った先、小さな山門が迎えてくれる古刹があります。
私たちはここで、定期的に仏壇供養を行っています。
ここ1か月ほどで市役所と福祉事務所から、合わせて数件の仏壇引き取りの相談がありました。
それに加えて個人からの直接依頼も。
こうして回収することになったのは、大小あわせて7基の仏壇。それぞれ別のご家庭から引き取られたものでした。
一軒ごとに事情は異なりますが、共通していたのは「そのまま捨てるのは忍びない」というご遺族や関係者の想い。
お仏壇には本来、位牌やお札が祀られることで意味を持ちますが、それ自体に魂が宿るわけではないと言われています。
とはいえ、長年にわたって故人やご先祖が祀られてきたその場所には、目に見えない「想い」が染みついているのです。
また、仏壇だけでなく、他にも様々な遺品がありました。
古いアルバムや遺影、位牌、へその緒、故人が愛用していたタオルやアイドル雑誌など…。
これらは一軒の家から出たわけではなく、それぞれの家で故人が大切にしていた品々です。
中には身寄りのない高齢者の遺品もあり、近隣住民の方や行政が手を尽くして整理を進めていたケースもありました。
こうした品々を一括して回収し、供養をお願いする流れは年々増えています。
高齢化社会の進行とともに、身内のいない方の死後対応を私たちのような業者が担うケースも多くなりました。
遺品整理は物理的な作業にとどまらず、心の整理でもあります。
仏壇とそれぞれの思い出の品々をトラックに積み込み、私たちは板倉町のお寺へ向かいました。
供養は、いつものように正装した住職によって静かに行われます。
小さな本堂に並べられた7基の仏壇と遺品たち。
住職は一つひとつに手を合わせ、丁寧にお経を唱え始めます。
社員全員も手を合わせ、それぞれの想いに耳を傾けながら静かに祈ります。
「どうか、心安らかに」
「たくさんの想い出をありがとう」
読経は10分ほどで終わりますが、その時間の中には多くの意味が込められています。
たとえ魂がすでに離れていたとしても、「人としての敬意」を形にする行為、それが供養なのです。
かつては、こういった仏壇や遺品は、お焚き上げという形で焼却されていました。
昭和初期までは、お寺の境内や火葬場でのお焚き上げは比較的普通の風景でした。
しかし、時代の流れとともに状況は大きく変わります。
昭和23年に消防法が制定され、昭和45年(1970年)には廃棄物処理法も施行。
以降、屋外での焼却行為には厳しい制限が課されるようになり、さらに平成以降には各自治体で野焼き禁止条例が整備されたことで、お焚き上げの実施は極めて困難になりました。
「今では、昔のように簡単に焼くことはできなくなりました」と、住職は語ります。
「ただ、供養というのは“焼くこと”ではなく、“心を込めること”。
読経を通してきちんと魂を送り出せば、あとはもう“物”です。
現代では、それを法律に則って適切に処理することが、いわば“お焚き上げの代わり”なんです」と。
確かに、読経が終わったあとの仏壇や遺品には、もはや“魂”は宿っていないのかもしれません。
それでも、そこにこめられた思い出や敬意を無視して雑に扱うことは、私たちにはできません。
だからこそ、最初から最後まで、一貫して丁寧に、敬意をもって接するよう心がけています。
現代社会では、効率やルールが優先されがちです。
しかし、そこに「人の想い」を置き去りにしてはいけないと、私たちは考えています。
お仏壇の供養という行為は、単なる儀式ではありません。
故人の人生を尊び、残された人の心を癒すための時間でもあります。
それが読経というかたちであれ、適正処理というかたちであれ、想いがこもっていれば、それは立派な供養なのです。
これからも私たちは、誰かの人生にそっと寄り添うように、丁寧に、真摯に仏壇供養を続けていきたいと思います。
おわり
※グーグルなどで検索すると、「お焚き上げは可能」などとお焚き上げの方法が記載されている場合もあります。
しかし、当社で最寄りの行政機関、消防署、警察などに確認をとったところ不可能ではないにせよ、お焚き上げを行うには極めて高いハードルを越えなければならないことはわかっております。
しかし伝統行事として近隣でも年末などに限定してお焚き上げを行っている寺院や神社はあります。
お焚き上げをご希望される方には申し訳ありませんがご理解のほどお願い申し上げます。
文 高橋啓介
当社の会社案内はこちら↓からダウンロードしてくださいませ
最初にお電話をいただいたとき、電話の向こうから聞こえたのは、か細く、それでいてどこか張り詰めたような女性の声でした。
今でもあの声は忘れられません。
今回のご依頼は、埼玉県久喜市周辺にお住まいの30代の女性からでした。
※現場は久喜市ではありません。敢えてぼかして書いております。
一度現場にお伺いしたとき、その方が玄関から出てきた瞬間、正直驚きました。
とても清潔感のある方で、まさかゴミ屋敷で暮らしているとは思えなかったからです。
ワンルームマンションの一室、ロフト付きのお部屋に一人暮らし。
最初は快適に暮らしていたそうですが、ある日を境に状況は大きく変わったと伺いました。
「トイレが詰まってしまったんです。でも、恥ずかしくて業者も呼べず、自分で無理やり流してしまって……」
そう彼女は話してくれました。
その結果、排泄物がユニットバスに逆流して床一面が排泄物でまみれてしまったとのことでした。
「トイレは近所の公衆トイレを使ってたんです。我慢できないときだけ、自宅のトイレに……」
そう語る彼女の声は、どこか自分を責めるような響きがありました。
徐々に生活は乱れ、片付けもできなくなり、気づけば家の中はゴミで埋め尽くされていたそうです。
台所はゴミ袋で山ができ、シンクは詰まり、水が一切流れない状態に。
極めつけは、外出中に水が出っぱなしになり、部屋全体が水浸しになってしまったこと。
濡れたゴミは腐り、悪臭が漂い、もはや手が付けられないほどの状態になっていました。
女性が生活できるのはロフトのみ。
ですがそこもすぐにゴミでいっぱいになり、やがて床が腐って抜け落ち、部屋中がゴキブリだらけになったと話してくれました。
「ゴキジェットでやっつけても、全然減らないんです」
誰にも家の中を見せられず、外出も人目を避けて、足音が消えるのを待ってからそっと玄関を開け、急いで外に出る……そんな生活を何年も続けていたと聞いたとき、私も思わず言葉を失いました。
「私はもう、この部屋で一生を終えるんだと思ってました」
ある日、マンションのオーナーから建物解体の知らせが届きました。
「引越し費用は出すので、退去してほしい」と。
「でも、今の状態でなんて渡せない。どうしたらいいか分からない……」
必死でネット検索をした女性は、当社・日本整理のホームページにたどり着いてくれました。
私が電話に出ると、彼女は震える声で事情を話してくれました。
「こんなに汚れてしまったトイレや浴槽、どうにかできますか?」
「本当に助けてほしいんです……」
そのとき私は、「大丈夫です。私たちがやります」と、心からお伝えしました。
「ここまでくるのに、本当に長かったんです……」
今回ご依頼をくださったのは、40代のお母様と20代後半の娘さんの二人暮らしのご家庭。
新居へのお引越しにあたって、「ゴミ屋敷」となってしまった現在の住まいの片付けと引越しを同時にご依頼いただいた案件でした。
お話を伺う中で、胸に迫るものがありました。
そして、私たちにとっても非常にやりがいのある仕事となりましたので、この場を借りてご紹介させていただきます。
最初にご連絡をいただいたのは、お母様ではなく娘さんのほうでした。
お電話口の声はとても小さく、どこか怯えたような響きを帯びていました。
「家の中が、もうどうにもならなくて……」
「片付けと引越し、どちらもお願いできるところを探していて……」
お話をうかがっていくと、状況は想像以上に深刻でした。
もともとはとてもきれいに暮らしていたというお二人。
しかし、お母様が職場で管理職に昇進され、仕事量が激増。
そして娘さんも社会人になり、それぞれに多忙な毎日を送るようになりました。
共にフルタイムで働きで帰宅時間もバラバラ。
唯一の休日も、寝るだけで精一杯の状態が続き、家の中の片付けや掃除がどんどん後回しになっていったのだそうです。
気が付けば台所のシンクにはタバコのフィルターが溜まり、洗い物も手を付けられない状態に。
お二人とも喫煙者ということもあり、室内の空気も重たく、換気もままならなくなっていきました。
家の中を近所に見られないよう、常に窓やカーテンは締め切っている。
家の中は換気をすることが出来ずつねに空気が淀んでいたとのこと。
キッチンもゴミだらけで調理するスペースもなく、食事はほとんどがコンビニ弁当。
そのゴミも片付けられないまま積み重なり、やがてゴミ袋の山がリビングや廊下を埋め尽くしていったそうです。
「ある時期から、ゴキブリが布団の中に出るようになって……」
娘さんは声を震わせながら話してくださいました。
ごみの山の中からハエが飛び交い、夜になるとゴキブリが天井から降ってくる。就寝中にも家の中はカサカサとゴミの中を這うゴキブリの足音や感触で目を覚ます日々。
それでも、どこかで「これは一時的なこと」と、自分たちを納得させようとしていたそうです。
けれども、心の奥ではずっと、「どうにかしなければ」と思っていたといいます。
今まで多くの見積現場にゆき、結構な頻度で見てきた後継。
それが親子喧嘩になります。
喧嘩と言ってももちろん殴り合いではなく、「口喧嘩」とか「言い合い」程度なのでご安心ください(;^_^A
親子ではない場合はガンコな高齢者 VS ケアマネさん/市役所の職員さんという感じになります。
何が理由で喧嘩しているかというと「片づける」か「片づけない」かになります。
今の高齢者、よく言う「昔の人」は物資不足の戦後の時代を生き抜いてこられた方で「物を大切にする」と言われたりします。
物を大切にすること自体は問題ないのですが、それがエスカレートすると家の中がものだらけ、食品が腐って異臭を放ってもそのまま放置して虫やネズミなどの小動物が発生する原因になってしまいます。
さらに高齢になると身体が弱くなりゴミ出しができないので家の中は比較的早期にゴミ屋敷化していくことになります。
そして久しぶりに帰省した息子さんや娘さんが家の中に入って腰を抜かしてしまうというのが私が見聞きする話となります。
当然、息子さん娘さんはご両親に家を片づけるように進言しますが、運が悪いことにそれが結構ガンコなご両親だったりすると家にたまったものを指さし、「これはうちの財産だ!」、「捨てるなんでもったいない!」、「俺がそのうちやる!」と押し問答になり、息子さん娘さんたちが途方に暮れることになります。
ましてや業者に頼むという話になると顔を真っ赤にして「そんな無駄なお金は使うな!」と怒り出す始末。
もうどうして良いかわかりません。
当社は10年この仕事をやってきて親子喧嘩の末に結局片づけることができず、片づけることができたのは結局ご両親が老人施設に入ったり、亡くなられてからということを目のあたりにしてきました。
結論を言いますと、「ボランティアの方に家の中を片づけてもらいましょう!」です。
そう、ボランティアです。
本当の本当に家の中のものが全てを財産と思っていない限り、これでかなりのご両親がOKを出します!
実際には息子さんや娘さんが料金をお支払いくださるのですが、ご両親にとっていざ【無料】ということが分かると心が動くようなのです。
高齢のご両親も本当は片づけたいと思っている方が多いのです。
本当は歩くのもままならないゴミ屋敷の部屋には住みたくない、
本当は生ごみが腐って異臭を放つ家には住みたくない、
本当はゴキブリやハエ、ましてやネズミがうろちょろする家には住みたくない、
本当はトイレが間に合わず排泄物がこびりついている床を歩きたくはない、
本当は粗相してしまった冷たくて、汚れたお布団の中で寝たくはないのです。。。。。
恐らくガンコなご両親は息子さんや娘さんに余計な面倒をかけたくない、経済的に負担を背負わせたくない親心が物凄くガンコな姿勢となって現れているのではないかと思います。
ある意味、我が子のことを思うからこその親心が見え隠れする部分ではあると思います。
なぜならば「無料」で「自身の子供に負担がない」ことが分かると「ならお願いしよう」になるからです。
ではどれほど【ボランティア】作戦で成功した事例があるかというと、ここ最近5年間で30件ほどは成功させているかと思います。
なぜここ最近5年間かといいますと、このボランティア作戦は今から5年ほど前(2019年)ころに思いついた作戦だからです。
そこからイメージではありますが、二か月に1度くらいのペースでガンコご両親案件がある度に息子さん娘さんなどのご協力のもと「ボランティアさんにお願いしましょう」と説得しながら話をすすめてきました。
もちろん全てが成功するわけではありませんし説得できなかった事例も何件もありますが、「絶対にダメ」から「考えてみる」に態度が軟化したりと一定の進展は見られたりしました。
因みに以下で紹介するYouTube動画はゴミ屋敷片付けに伴うトイレ清掃の動画になります。
実はボランティア作戦はここから始まりました。
ガンコなお父様を説得するために、この家の娘様から「ボランティア」として作業して欲しいと依頼されたのがきっかけになります。