【動画あり】死んだ目をした猫たちと多頭飼育崩壊で糞尿で汚染された家の片付け|ペット屋敷|排泄物|片付け|処理|

多頭飼育崩壊し糞尿まみれの家

死んだ目をしている猫たち

「まだ家の中には10匹以上の猫がいますので逃げないように家に入ったら玄関はすぐに閉めてください。」

 

 

そう言われて私たちは玄関の扉をあけた。

 

猫特有の強烈な悪臭に、アンモニア臭がまざり一瞬で目が痛くなる。

 

玄関から猫の尿と糞が混じりヘドロ状になった汚物が長靴に張り付く。

 

 

家中猫のひっかき傷だらけで壁も家具もすべてがぼろぼろになっている。

 

「今回もある意味やりがいがある現場だな。。。。」と思いながら糞尿で汚染された廊下を歩き奥のリビングに向かった。

 

 

突然、足元から猫が飛び出して廊下の奥にかけていく。

 

猫についていくとそこは部屋一面糞尿で茶色になったリビングだった。

 

そこには二階につづく階段や冷蔵庫の上、テーブルの上に数匹の猫がいた。

 

 

猫たちはじっと私たちを見つめていました。

 

通常の猫と決定的に異なるのは猫たちに全く表情がないこと。

 

手を近づけても、「にゃんにゃん」と声をかけても、餌を口元に持って行っても微動だにしない。

 

鳴き声も一切ださない、目もどこかをぼーっと見つめているだけで表情という表情が一つもない。

 

猫たちは精神に異常をきたしているとしか思えなかった。

 

 

猫たちの目は、死んでいた。 

 

 

「すみません。群馬県の○○市なのですが来て頂けますでしょうか?」

 

電話をとると明らかに恐る恐る問合せされたと思われる声で女性が話した。

 

 

 「はい、何も問題ありませんよ。お片付けのお見積りをご希望でしょうか?」

 

いつもの通り答えると、重い口調で女性が話だした。

 

 

話を聞くと、女性2名と男性1名が住んでいた家の中で何10匹もの猫が多頭飼育されており、家の中が糞尿に塗れて酷いことになっているとのことでした。

 

家の中はもともと高齢の女性が綺麗に保っていたものの、その女性が亡くなってからは誰も家の中を掃除する人がいなくなり数年で一気に汚れてしまったとのことでした。

 

 今回問合せして下さった女性は、家を汚してしまった方のご親族でした。

 

 ペット屋敷に残った2人は障碍者手帳をもち判断能力がないとの事で、ご親族が家の片付けを何とかすることになったとのことでした。

 

 ご親族たちには責任はないものの酷い悪臭で近所からクレームを浴び、猫の世話をするために2日に1回は猛烈な悪臭がする家に通い続けているとのことでした。

 

ともかく一刻も早く見積りをして欲しいとのことで、翌日には現場にお伺いすることにしました。

 

 

現場は群馬県の片田舎にある住宅街。

 

すぐ近くには緑豊かな山が連なり、また綺麗な小川が流れ、初夏のぽかぽか陽気。

 

仕事でなければそのまま山道にはいりドライブを楽しみたい気分にもなりそうだ。

 

そんなのどかな田舎の一角に多頭飼育崩壊によるペット屋敷があるとはなかなか想像できない。

 

 

私は酷い現場で作業してきた経験はある方だと思うものの、特に猫のペット屋敷に関しては毎回中に入るのにもちょっと勇気がいる。

 

猫のおしっこ臭はただでさえかなりきついのに加えて、猫はタンスの上や狭いところ、ベッドの下などどこにでも排泄する。

 

実際の片付け作業では高いところにあるものを下ろす度に猫のフンが頭に降り注ぎ、粉末になった糞のホコリが充満、ただでさえ猛烈な悪臭の作業現場が殺人的なものになる。

 

 

なので基本は窓を全開にして作業させて頂きたいとお願いする。

 

 

もちろん窓を開けていても悪臭は猛烈だし、大変な作業になることには変わりはない。

 

 

ただ窓が開いているだけで、苦しくなった時にすぐに息継ぎが出来たりと、作業の大変さは雲泥の差だ。

 

 

しかし、今回のお客様の依頼は窓や玄関を締め切った状態で作業して欲しいとのことだった。

 

 

理由は簡単。 近所迷惑になるからだ。

 

 

また、家の中にまだ10匹以上の生きた猫がおり、脱走しないようにして欲しいからとの事でした。

 

すでにご親族は近所からのクレームの嵐で精神的にかなりまいっているいるようでした。

 

 

窓を閉め切った状態での作業はもちろん割増料金となる。

 

ご依頼者様には申し訳ないと思うものの、窓が開いているか否かで作業の大変さは全くことなる。

 

 

お客様からのご要望は以下の通りだった。

 

 

①窓は締め切った状態で作業して欲しい。

 

②玄関は汚染された家財を搬出するときのみで出来る限り早く扉は閉めてほしい。

 

③床に張り付いた糞は出来る限り剥がして欲しい。

 

④猫の死骸が出てきたら火葬して欲しい。

 

 

この条件でお見積りを提示すると、その場ですぐに当社に作業をお任せいただく事になった。

 

 

 

作業

作業は総勢8名で行った。

 

防護服で全身を守り、作業開始。

 

手前の部屋から奥に向かって片付けていく。

 

特殊なマスクを付けているものの猛烈な悪臭と窓を開けてはいけないので息継ぎにたまに外に出なければならない。

またゴーグルを着用しているものの、猛烈な悪臭とアンモニア臭で目からは涙がこぼれる。

 

大きく息をしないようにしながらも素早く手を動かし黙々と作業を続けるスタッフたち。

 

感謝しかない。

 

 

 

全身を防護服を着用しているとはいえ、楽な作業ではない。

 

猫の尿で糞がところどころドロドロになっており、手に家財をもつとぬめぬめとした何とも形容しがたい感触が伝わってくる。

 

重い家具はヌメリで手から落ちそうになる。

 

テーブルやイスは当然のことながら、台所の上も冷蔵庫の上もすべてが糞尿で塗れている。

 

猫のトイレもあるがすでに排泄物で満タンになっており、一般の方なら直視できないレベルで汚れている。

 

 

また片付けるものは糞尿に塗れた家財だけではない。

 

猫の死骸も含まれる。

 

もちろん猫の死骸は火葬を依頼されているので別管理にはなるが、それでも全部で27匹もの猫の死骸が出てきた。

 

 

生きた猫もいる。

 

 

猫たちは引き出しの中から飛び出してきたり、ガスコンロの下やエアコンの隙間などありとあらゆるところから出てきた。

 

全部で11匹もいた。

 

全ておびえ切っており、猫の顔には一切の表情がない。

 

あまりにも劣悪な環境下での飼育で猫たちの精神は崩壊してしまっていたのかもしれない。

 

 

そのような中で初日はトラック4台分のゴミを搬出し、家の中の家財はほぼ片付け終わった。

 

2日目

翌日は総勢9名での作業。

 

このような現場が初めてのスタッフもおり、驚くとともに息継ぎに難儀している。

 

前日の残りの残置物を運び出す。

 

特殊なマスクを突き抜けて肺に突き刺さるような悪臭を何とか我慢し、外に荷物を搬出した瞬間に大きく息継ぎをする。

 

外の空気はおいしい。

 

自然豊かな中にある群馬の空気は本当においしかった。

 

 

残置物を全て搬出したのちは、お客様より依頼されていた床に貼りついた猫の排泄物の撤去作業にはいる。

 

お客様が少しでも臭いを抑えたいとの意向で行われることになった。

 

 

 

床には排泄物が一面にびっしりと、しかも非常にしつこく床に貼りついておりなかなか取れない。

 

スクレーパーや農機具などを使い少しずつ剥がしてゆく。

 

片付けの時よりも顔と糞の距離が近く、臭いも強く感じる。

 

非常にしんどい作業だ。

 

場所によってはスクレーパーの刃が入らず、金づちを使いながら強引にはがす。

 

9名総がかりで連続6時間以上の作業を続けようやく1階、2階、トイレ、脱衣所、台所の全ての排泄物を剥がし終わる。

 

 

 

そろそろ仕事が終わりだというところで何かの職員さんらしき方を連れたお客様が現場に到着した。

 

 

職員さんらしき方は何やらペット用ケージをいくつも持ってきている。

 

事前に猫の保護施設の関係者が来られると伺っていたのでその方たちがこられたのだとすぐに分かった。

 

突然お客様から呼ばれ思いがけないことをお願いされた。

 

全ての猫を捕まえてケージに入れてほしいというのだ。

 

 

今までの経験から多頭飼育崩壊した現場の猫には躾がされておらず、かなり暴れん坊な子がいるケースも多々あることはしっていた。

 

ひっかかれたりしてかすり傷で済めばよいが、深手を負いかねない。

 

汚染された現場の猫だ。。。。かすり傷でもその後の感染症につながりかねない。

 

しかも猫捕獲の準備など一つもしていない。。。。

 

 

 

ちょっと困ってしまったものの、猫たちが怯えており、何度か移動するので軽く抱っこしても大騒ぎしなかったので「何とかいけるかも!?」と思った。

 

 

「大暴れしたら無理ですがやれるだけやってみます。」

 

 

スタッフにケージを持ってもらい、猫を抱きかかえた。

 

 

猫は暴れない。

 

 

ぼーっとどこかを見ている。

 

 

その隙に猫をケージの中に入れた。

 

 

と、ケージに入れられた瞬間 猫が大暴れを始めた。

 

 

何かをされる、どこかに連れていかれると思ったのだろう。

 

 

ガチャガチャガチャと大きな音を立てて猫が暴れた。

 

 

この家にいる猫が初めて感情をあらわにした。

 

 

何をしても無反応だった猫が感情をあらわにして暴れたことに私はおどろいた。。。。

 

 

その後全部で11匹の猫を捕獲してケージにいれた。

 

 

全ての猫はケージにはいるまで無反応で無感情だったにもかかわらず、ケージに入れられた瞬間に感情が爆発したように大暴れした。。。

 

 

その後、猫たちは動物保護施設の職員さんに車にいれられ現場をさっていった。

 

 

時間はかかるだろうが、猫たちには新しい生活環境の中で愛情をしって欲しいと願った。

 

 

 

 

 

猫が去ったあと、お客様は疲れ果てたように近くのブロックに腰をおろした。

 

 

「片付けも終わりようやっと少しだけ前進しました。。。」

 

 

その言葉に今後も家の処理のことでまだ多くのやることがあるのだろうと思った。

 

 

 

 

 

 

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